最初に一歩を踏み出せない人のためのシンプル資産運用法
ここでは、このサイトのタイトルにもなっているシンプル資産運用とはどのようなものなのか?ということについてお話ししたいと思います。
預貯金よりも良い利回りを望むならリスクを取るしかない
最初にお伝えしておきたいことがあります。それは預貯金以上の運用成績を残したいのであれば、リスクを取らないといけないということです。
預貯金は元本保証ですので、基本的に損することはありません。その代わりに利回りは低めになっています。最近は、金利が低いので、預貯金の金利では物足りない気持ちは分かるのですが、預貯金の金利以上を求めるのであれば、預貯金最大のメリットとも言える元本の安全性も捨てる必要が出てきます。
どれだけリスクを取るかは人それぞれですが、預貯金以上の利回りが欲しいなら、大なり小なりリスクは取らないといけないということはしっかり頭に入れておかないとダメですよ。
世の中には、必ず儲かるなどと言って、近づいてくる詐欺師どもがいますが、気をつけて下さいね。見せかけの確実さに惑わされないで下さいね。ちなみに私も過去に何度かおいしい話にやられてます(^^;) 致命傷を負っていないのは不幸中の幸いです。
あらかじめ最大損失額を決めてしまいましょう
シンプル資産運用法をシンプルに言ってしまえば、
損しても良い額を決めて、損しても良い額でリスクを取る
です。
金額は人それぞれだと思いますが、自分の中で「このくらいなら全部無くなっても平気でいられる」「このくらいの額なら無くなっても仕方ないと割り切れる」 そんな金額を運用の前にまず決めてしまいます。つまり、最初に、通常考えられる最悪の事態になった場合の損失額を決めてしまうということです。
そして、損しても良い額(積極部分)で預貯金よりも高いリターンが期待できるかわりに、リスクもあり、損する可能性があるもの つまり、株などに投資します。
その一方で、損は出来ない、失うわけにはいかないという部分(安全部分)は、預貯金のように元本が保証されているもの あるいはそれに準じるもので運用していきます。
そして、積極的な運用と安全な運用を組み合わせることで、リスクは自分が許せる範囲にとどめつつ、預貯金よりもマシな利回りを目指すのがシンプル資産運用法です。
積極部分と安全部分の具体的な運用方法は、それぞれの運用のページをお読みください。
●積極部分の運用
●安全部分の運用