2009年10月の記事一覧

eMAXISシリーズ販売開始

 昨日からSBI、カブドットコム、楽天の3社にて、eMAXISインデックスファンドシリーズの販売が開始されました。

 3社とも積立可能になっているようです。楽天証券は現在1000円から積み立てる事も可能になっていますが、残念ながら今のところeMAXISシリーズは、1000円積立の対象になっていないようです。

松井証券 10万円以下手数料無料廃止

 松井証券は、これまで、1日の株式約定代金10万円以下無料でしたが、平成21年11月16日から1日の株式約定代金10万円以下 21円となりました。

 松井証券の手数料無料サービスには、何度もお世話になってきました。変更後の手数料だって十分安いのですが、やはり0ではなくなると、残念だなぁという気がします。無料のサービスを提供し続けても、それだけでは利益にならないわけですから仕方ないのでしょうが・・・

 今年は、SBI証券の無料サービスが無くなりましたし、丸三もなくなりました。野村のほっとダイレクトの無料サービスも11月で終わりです。無料株取引サービスがどんどんなくなる1年でした。ETFをノーロードで取引というのも厳しくなりそうです。

三井住友の外国株式指数ファンドと今から5年くらい前の話

 三井住友の外国株式指数ファンドという低コストの外国株式インデックスファンドの販売が始まっていたようです。

 信託報酬は0.525%!これは安いですね~。

 今日、このファンドの存在を知ったのですが、今から約5年前 ちょうど自分が投資信託を始めようとした頃のことも思い出してしまいました。

 外国株式のインデックスファンドへの投資を考えたとき自分の前には2つの選択肢がありました。

中央三井外国株式インデックスファンド
ソニーバンクで販売手数料1.05% 信託報酬0.84%

ステート・ストリート外国株式インデックス・オープン
カブドットコム証券でノーロード 信託報酬0.9975%

 ステートストリートなら販売手数料無料で買える。しかし、長い目で見れば、中央三井。自分は長期投資を考えている。ならばここは中央三井で行く。 といった感じでソニバンでの積立を開始しました。

 今考えてみれば、ステートストリートで積み立てておいて、後でより安いファンドに切り替えるのが正解だったのですが、当時は、5年で日本株式インデックスファンドみたいなコストの外国株式指数ファンドが出てくるとは思いもしなかったんです。

 これから5年経ったらどうなっているでしょうか。今の半分くらいの信託報酬が普通になっていても不思議じゃないかも?

REITも株主優待

 ジャパン・ホテル・アンド・リゾート というREIT(不動産投資信託)が、株主優待を始めるようです。REITの優待を株主優待と呼んでいいのかはわかりませんが(^^:)

 優待の内容は、ジャパン・ホテル・アンド・リゾートが投資している神戸や沖縄など全国5カ所のホテルに50%割引で宿泊できる優待券などだそうです。

 ジャパン・ホテル・アンド・リゾートの優待がうまくいくようだと追随するREITも出てくかもしれませんね。投資先物件の賃料を割引 とかやるところも出てくるかも?

三菱UFJ投信の低コストインデックスファンドブランド eMAXIS  

 三菱UFJ投信が、ネット投資家向けに低コストのファンドを販売開始するようです。ブランド名はeMAXIS。SBI、カブドットコム、楽天にて販売予定だそうです。

 立ち上げ時のラインナップは、日経225、TOPIX、国内債券、国内REIT、先進国株式、先進国債券、先進国REIT、新興国株式 のインデックスファンド。どのカテゴリーも信託報酬ではSTAMを下回っています

 注目は、新興国株式に投資するファンドの信託報酬 0.63%ではないでしょうか。信託報酬だけ見るとETFのEEMよりも下回ってます!信託報酬以外のコストがどれだけ掛かるのか分かりませんので、しばらくは様子を見ますが、いずれはSTAMからの乗り換えを検討することになると思います。

 和製インデックスファンドもどんどん信託報酬が下がってきました。今後も各社の競争に期待です。東証に海外ETFや海外株式に投資する和製ETFの上場を期待する必要もなくなるかも?

第一生命の株価予想をしてみる

 第一生命の株価の予想については、他のページでも書いているのですが、ここではもう少し詳しく考察してみます(予想の元になるデータも新しくしました)。

1,平成19年暮れ、時価総額は2~3兆円を想定していた。上場時の発行株式数が1000万株だから、20~30万円という数字が出てくる。ただし、この頃と比べて株式市場は全体的に値下がりしているから20~30万円という数字からは割り引いて考える必要があると思われます。

2,唯一の生保上場会社 T&Dホールディングスと純資産総額を比較してみると第一生命は、T&Dホールディングスの2.4倍以上純資産がある。

 T&Dホールディングスの平成21年10月1日時点の時価総額は約6574億円。単純に考えて、T&Dホールディングスの時価総額の2.4倍くらいになるとするなら第一生命の時価総額は1.57億円ぐらいになる。となると1株当たり15.7万円。

 別のページでは純資産総額から18万円という数字を出しましたが、株式市場が下がってきましたので、その分予想株価も下がっています。

3,T&DホールディングスとPER(株価収益率)で比較
 T&Dホールディングスの平成22年3月期の予想PERは10月1日時点で36.53倍。

 第一生命の平成21年度(平成21年4月1日~平成22年3月31日)第1四半期の利益は527億円。単純計算で、年間では2100億円ぐらい。1000万株で割ると一株当たりの利益は2.1万円。

 PERがT&Dホールディングスと同等になるとすると1株76万円。これはさすがになさそうだ・・・

ちなみに
平成20年度の純利益は868億円
平成19年度は1312億円
平成18年度は1768億円
平成17年度は1518億円
平成16年度は1398億円

過去5年の平均純利益は1372億円。これだと1株当たり1.37万円。PERがT&Dホールディングスと同等になるとすると1株50万円 これでも高すぎるかも。PERでの比較は余りあてにならないかも。

株価予想まとめ
 今回、PERの比較も行ってみましたが、これからいくと株価30万円以上もありそうな気もしてきます。どこかで50万円なんて数字を目にした記憶がありますが、これもそれなりに根拠がある数字だったのかもしれません。

 それでも平成19年暮れの時価総額想定の上限30万円を超える可能性は高くないように思いますし、最近株価も下がり気味。私は今よりもっと株価が下がってもおかしくないと思っています。目安については1株20万円のまま変えませんが、これより下になるだろうという気持ちはより強くなってます。

株でもらうか現金でもらうか?
 自分がもらえるなら株でもらいたいです。新規上場時は値上がりする可能性が高いので。

どこの口座で受け取るか?
 あれこれ考えるのが面倒な人は野村でよいと思いますが、手数料が高めですし、お金持っている人だと営業の電話も掛かってくるかもしれません。手数料を抑えて、営業電話も掛かってこない方が良いという人は、ネット証券に口座を開設した方が良いと思います。

 手数料も安く、お得なキャンペーンもやっている楽天証券が良いかなと思います。10月から投信を1000円から積み立てていくことも出来ますので、その点でもオススメです。